日光の街と奥日光を結ぶいろは坂。
坂の急カーブが48箇所あり、そのカーブには
一文字ずつの文字が書かれた看板が立っていて
その文字を繋げて読むと「いろは歌」になります。
いろは歌とは…
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせすん
現代語にすると…
色は匂えど 散りぬるを
わが世誰ぞ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔いもせずん
意味は…(解釈はいろいろありますが)
色は匂えど 散りぬるを
色=桜の花、 桜の花はきれいに咲くけれどいずれ散ってしまう
という意味と、
もうひとつ、般若心経でいう「色即是空」の
「色」と同じ意味なのではないかと…とも思います。
「色」とは、目に見えるお金とか物質、目に見えない感情、
社会的地位や名誉やプライド、学歴など人間が欲するものの色々のことで
それらを持ったとしてもいずれ儚く消えてゆく
我が世誰ぞ 常ならむ
それは私の人生含めすべての人みな(常)同じである
有為の奥山 今日越えて
有為=色 今日=生きているうちに(人生が続く間に)
「あなたが持っているモノ、欲しいと思っているモノたちには、
実は実体がない」ということを学び人生の深くて高い山を越えたら
浅い夢をみたり酔ったりしなくなるのです(楽になる)
こんな感じかな…??※個人的解釈です🙇♀️
いろは坂は、紅葉がとてもきれいです👍
