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何かの出来事に対して、「正しい」「間違っている」「良い」「悪い」と判断するのをやめると、感情のふり幅が減ってくるので、精神的に穏やかに楽になっていきます。そして、感情に振り回されなくなってくると、何があっても動じない自分となっていきます。

起きる出来事の良し悪しは表裏一体で、それは、「正しい」わけでも「間違っている」わけでもなく、「良い」わけでも「悪い」わけでもなく、みている角度によって、ただ見え方が違っているだけ…なのかもしれません。

例えば、誰かに何かを言われた(された)時、それを放った相手はそんなつもりは全くなかったのに、受け取った側の解釈で、現実が歪んで見えたり…

ひとつのリンゴを見た時に、その形を見る人、色を見る人、大きさを見る人、味を想像する人、産地を知りたくなる人、品種が気になる人…

自分が今見えているものが、周りの人にも同じに見えているとも限らず、
人はそれぞれ、経験というフィルターをもって、今の事、未来のことを想像(創造)しています。その状況や経験が違うと、モノの見方も受け止め方も違います。

しかも、今体験している出来事が、善い出来事なのか、悪い出来事なのか…
未来にどう繋がっていくのかも、現時点ではまだ何もわかりません…

中国にこんなエピソードがあります。

中国のある老人の馬が逃げてしまいました。(禍)
するとその馬は駿馬を連れて帰ってきました(福)
今度は息子がその馬から落ちて骨折してしまいました(禍)
そのおかげで兵役を免れ命が助かりました(福)

※禍とは「よろこばしくない事柄、災難」
※福とは「運がよいこと、幸運、幸せ」

人生の幸不幸もまた常に変化しているものなので
その出来事だけをみて、幸か不幸かは判断できないという解釈が
できます。

その出来事に一喜一憂するのではなく何事にも動じない自分になる。

たとえ今、災い(辛い時)に感じたとしても、のちに転じて福となることだってあるのです!

ABOUTこの記事をかいた人

スピリチュアル、脳科学、心理学を融合したチャネリングを学び、ヒーリングの手法と合わせて、遠隔ヒーリングで心と身体を癒すお手伝いをしています。元気で活動するには、まずは、心と身体を整えること。上手くいかないことも、心と身体を整えていくと、思考が変わり、見え方が変わり、現実が動き始めてきます。《スピリチュアルを信じる信じないから、使う使わないへ…》あまりピンッ!張りつめていると、いつかポキッとおれてしまいます。しなやかに軽やかに、日々を過ごして参りましょう♪