江戸時代の人も行っていた「朔日参り」という神社参拝の風習があります。
お正月、1月1日元旦の「初詣」から始まり、毎月1日に「先月を平穏無事に過ごせた感謝」と「新しい月の祈願」に氏神神社や産土神社にお参りに行きます。
月の満ち欠けで月日を判断していた太陰太陽暦(旧暦)では新月の日を「朔日(ついたち)」とし、満月になるのは新月から数えて15日目…
新月は物事が新しくスタートする時。満月は、新月にスタートしたものが満ちる時。
「お天道様」や「お月様」「お星様」に感謝していた昔の人々の習慣が引き継がれ、太陽暦にかわった現代でも、毎月1日に神社に参拝に行くことを朔日(ついたち)参りと言い、1日と15日は、神様がパワーアップする日と言われています。
神社では、半年に一度、大祓という神事がありますが、半月に1度、自らを振り返り、リセットする習慣をつければ、大きく厄をためることも、道を外すこともなくなります。
定期的に神様に会いに行くことで、神様とのご縁も強くなり、守護力も高まっていきます。

…ということで、
日光二荒山神社に朔日参りに行って来ました。
朝早めに行ったので、人も少なく清々しかったです。
そして、神様からのメッセージ付き!?風鈴祭りも開催されていました。
心に染みますね…
神社参拝では、「願い」より「祈り」を…
「あーして欲しい、こーして欲しい」と願うではなく、「あーします。こーします。」と祈ります。
願っているだけだと、待ちの姿勢なので、現状が変わりにくいのです。祈りとは、今、この時までの感謝とこれからの自分の行動(思考)に対して宣言することなので、祈って行動することによって、変化や奇跡が生まれます。
長く通って思うのは、神社仏閣は私にとって、もしもハイヤーセルフと呼ばれる大きな愛の自分がいるならば、小さなことで怒ってみたり、クヨクヨしたり、そんな愛なる自分に届いていない今の自分とのズレを修正する場所です。
「人生を決めているのは、全部自分。人は、思い通りの人生を生きている」
以前、スピリチュアルカウンセラーさんに言われた言葉です。
「えっ!?こんなに思い通りになっていないのに?」と10年前に聞いたときには、全然意味がわかりませんでしたが、今ならなんとなくわかります。
大きな神社仏閣でパワースポットと呼ばれている場所は、ご神氣で満たされています。清らかなご神氣に定期的に触れていると悲しみや怒り、恐れ、満たされない自分の氣(持ち)が浄化されていき、氣が整ってくると、しなやかで強い意志が内面から徐々に出てきます。それが、真の自分自身と繋がる感覚です。
「意志」+「氣」=意識
月2回、または、1回の月参りで、祈りによって意識を高める…
そんなスピリチュアル的開運方法もあります。