目標に向かうときに頑張る?それとも努力する?
日々の生活で、私たちはこの二つの選択を無意識のうちに行っています。
ですが、その選択が心と体にどのような影響を与えるのか考えたことはありますか?
私自身、頑張ることに疲れてしまった経験があります。
その時「頑張ること」と「努力すること」はエネルギーのかけ方が違うということに気づいてしまいました。
「頑張りすぎた」と言いますが、「努力し過ぎた」とはいいませんよね。
その違いをまとめてみたいと思います。
頑張ると努力するの違いについて
今日一番言いたい事
日常生活の中で、「頑張る」という言葉を頻繁に耳にしませんか?
仕事や勉強、家事に至るまで、私たちはさまざまな場面で頑張ることを求められます。
しかし、頑張りすぎて疲れ果てたり、自分を追い詰めてしまう経験はないでしょうか?
一方で、「努力する」という言葉には、より前向きで柔軟な印象があります。
この二つの言葉は似ているようで、実際にはエネルギーの種類が違う…と気づきました。
「頑張る」ってどうゆうこと?
「頑張る」という言葉は、日常的に広く使われています。
この言葉には「我を張る」という意味が含まれています。
これは、自分の意志や考えを強く主張し、それに従って行動することを指します。
時には無理をしてでも目標を達成しようとする姿勢を表します。
私たちが「頑張る」とき、特に仕事のプレッシャーや厳しい締め切りに対して、短期的には有効かもしれませんが、長期的には心身に負担をかけることがあります。
昭和生まれの私は、小さい頃から「頑張りなさい」と言われ、それが当然のことと思っていました。
ですが、時代の流れとともに、心の持ち方も変わりつつあります。
昭和の時代には「頑張る」ことが当たり前でしたが、令和の今、私たちは自分を信じてリラックスすることの重要性に気づき始めています…よね??
頑張り過ぎた時の心身の影響
心への負担
- ストレスの増加
- 頑張りすぎると、心が常に緊張状態にあり、ストレス状態が続くと、慢性的となり、心の健康に大きな影響を与えます。
- 不安感や抑うつ感
- 頑張りすぎることで、自分へのプレッシャーが高まり、不安感や抑うつ感を引き起こすことがあります。特に、自分の目標や期待に届かない場合、自己評価が下がり、精神的な落ち込みが生じることがあります。
- バーンアウト(燃え尽き症候群)
- 過度の頑張りが続くと、バーンアウトと呼ばれる状態に陥る可能性があります。バーンアウトは、心身の疲労感、無力感、やる気の喪失などを特徴とし、回復には時間がかかる場合も…
体への負担
- 疲労感や倦怠感
- 頑張りすぎると、体が疲れやすくなり、常に倦怠感を感じることがあります。これは、十分な休息が取れず、体がリカバリーできていないためです。
- 免疫力の影響
- 慢性的なストレスや疲労は免疫力にも影響を与えます。
- 睡眠への影響
- 頑張りすぎることで、心身がリラックスできず、睡眠の質が低下することがあります。これにより、眠りが浅くなったり、入眠が困難になったりすることがあります。
- 消化器系の影響
- ストレスや過労は消化器系にも影響を与えます。例えば、食欲不振、胃腸の不調などが生じることがあります。
心と体の相互作用
- 心身相関
- 心と体は密接に関連しているため、頑張りすぎて心に負担がかかると、それが体にも影響を及ぼします。逆に、体が疲弊すると、心の状態も悪化するという悪循環の相互作用が見られます。
頑張り続けないこと。
頑張りすぎることは一見美徳のように思えますが、心と体に多大な負担をかけることがあります。健康的な生活を送るためには、頑張ることと休息やリラックスすることのバランスが非常に重要です。自分を大切にしながら、無理をせずに進むことが、心身の健康維持に繋がります。
「努力する」とは何か?
一方で、「努力する」という言葉は、計画的で継続的な行動を意味します。
「頑張る」が瞬間的な気力や意志の強さに頼るのに対し、「努力する」は持続可能なエネルギーを持って前進していくイメージです。
新しいスキルを習得するために計画を立て、一歩ずつ進むことが「努力する」という行動の本質とも言えるでしょう。
努力する過程には、無理をせず自分を信じて進むことが含まれます。
これにより、自然体で取り組むことができ、結果としてより良い成果を生み出します。
努力することは成長や達成感をもたらし、その過程自体が喜びとなります。
例え結果がすぐに出なくても、明確な目標と、計画を立てていくことで、焦りを軽減させることができます。焦りは禁物🙅♀️自分を信じて続けることが大切です。
深呼吸をして、リラックスした状態で一日単位で目標を立ててみるのもよいですね。
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頑張るから努力するへのシフト
頑張ることは時には必要ですが、常に最善のアプローチとは限りません。頑張りすぎることで自分を追い詰めてしまうこともあるからです。
そこで、少し頑張る姿勢を緩め、「努力する」ことを意識してみることをお勧めします。
努力することで、無理をせず目標に向かって進むことができます。そして、その過程で自分を大切にしながら、前向きに歩み続けることが可能になります。
まとめ
「頑張る」ことと「努力する」ことは似ているようで、その本質には大きな違いがあると思います。
頑張ることが必ずしも悪いわけではありません。時に、瞬発的に頑張らなければならない時もあります。
ですが、長期間に渡り、自分を追い詰め、苦しめるような頑張り方ではなく、目標に向かって前進し続ける「努力する」姿勢を大切にして欲しいなと思い、このブログを書いてみました。
自分を信じてリラックスし、持続可能なペースで進むことが、最終的にはより大きな成果を生むのだと思います。
本来持っている力が充分に発揮されるのは、心身の力が抜けた時。緊張やストレスがあると、エネルギー(氣)の流れも滞ります…
そんなリラックスした状態は、外部のプレッシャーやストレスから解放され、自分の内なる力に繋がっている瞬間とも言えるでしょう✨
深呼吸して、力を抜きながら、自分に合った取り組み方を見つけていきましょう。
🌈そして、一人で頑張らないでくださいね
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