なぜか同じところで立ち止まってしまうときに

潜在意識

安全を優先する仕組み

努力が足りない?
意志が弱い?

いつも、
なぜか同じところで立ち止まってしまう。

たとえば、

・同じような人間関係でつまずく
・チャンスが来ても踏み出せない
・「今度こそ」と思うのに、元に戻る

そんなことが、
理由がはっきりしないまま、
同じパターンとして
繰り返されるとき。

私たちの中には、
自分で自覚している思考や選択とは別に、
無意識のうちに働いている領域があります。

それが、
いわゆる潜在意識と呼ばれる部分。

頭では「こうしたい」と思っていても、
身体や感覚のどこかが、
それを止めているように感じること。

それは、
意志が弱いからでも、
間違った選択をしているからでもありません。

これまでの経験の中で、
そうした方が安全だった。
守られてきた。
傷つかずにすんだ。

そんな記憶が、無意識レベル(潜在意識)で
今も静かに働いているだけのこと。

自分の声だと思っていたもの

また、
自分の考えだと思っていたものが、
よく見てみると、
いつのまにか身についていた
周囲の価値観や
場の空気だった、
ということもあります。

「こうあるべき」
「それは難しい」
「普通はこう」

何度も耳にしてきた言葉は、
気づかないうちに、
自分の声のように
聞こえるようになります。

けれど、
今、胸の奥やお腹のあたりで、
何か引っかかるような感覚があるなら。

それは、
今までが間違っていたということでもなく、
これからの自分の立ち位置を
確かめたくなった感覚なのかもしれません。

答えを出すより、戻る

それを、
すぐに変えようとしなくてもいい。
理由をはっきりさせなくてもいい。

ただ、
「今、私はここまできたんだな」と、
静かに感じてみる。

前に進もうとしなくてもいい余白が、
ここにはあります。

答えを出すというより、
いったん
戻る。

その場所に立つこと自体が、
新たな始まりなのかもしれません。

変わりたいと思ったときに、
なぜか引き止められるような感覚が出てくる理由については、
変わりたいときに、抵抗が出てくる理由 というページでも触れています。