面倒くさい という意識



面倒くさい…何もかも。
そんな意識や口癖は、今すぐ手放しましょう…

面倒くさいという意識は、成長や発展、繁栄、
そして開運を妨げる要因となり得ます。
そんな意識をもっていると、次第に、
生きていることが面倒くさい…になってしまいます。

私達は、いろいろな経験をするために地球にやってきました。
地球にやってきた目的や使命を果たすためには、面倒くさいという感情や意識を
乗り越える必要があります。

自分の本質や目的を思い出し、それに向かって努力することが大切です。

また、他の人との関係や経験を通じて成長することも、
その目的を達成するための重要な要素です。

自立と依存のはざまで揺れる心

私の体験談を紹介させてください。この出来事は、私が身近な人との関係を通じて
学んだことの一例です

ある日の出来事-私の体験-

私の身近な人、仮にAさんとします。

私の顔を見るたびに、同じことができないと、毎回そのやり方を聞かれます。
その都度、私もそのやり方を教えていたのですが、
「できるはずだから、自分でやってみて」と今回は返事をしました。
最初は出来たものの、やっぱり出来なくなり、不貞腐れた様子を見せました。

なので再度、私が手伝おうとしたところで、
「面倒くさいんでしょ。もういい」と一人で怒り出しました。

しかし、私は一言も「面倒くさい」とは言っていません。
いつもと変わらず、ただ、いつもは私がやってあげていたことを
今回は、「自分で試してみて」と言っただけです。
それは簡単な作業だったので…

「面倒くさい」スピリチュアルな視点から

感情と行動の関連

自己の感情と他者への投影

面倒くさいを癒しましょう

Aさんの中には、自分が何かを行うことに対する
「面倒くさい」という意識や感情があり、
その感情反応により、私に自分の姿を投影し、
私が面倒くさいと思っているように見えたのです。

言い換えると、「面倒くさい」という感情が存在しなければ、
そんな解釈にはならないのです。

私たちは普段から、過去の経験や感情を通じて物事を捉えます。

つまり、Aさんが『面倒くさい』という感情を持っていることで、相手の行動や言動をその「面倒くさいフィルター」を通してみることになり、それに基づいて解釈を行います。

したがって、もしAさんの中に『面倒くさい』という感情がなければ、
同じ状況でも異なる解釈が生まれる可能性があります。

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自立と依存のバランス

そしてもう一つわかることは、この出来事は、
自立と依存のバランスを保つ難しさを
浮き彫りにしています。

他者の手を借りることで安心感が得られる一方で、
自ら問題に対処する能力を培い、自己実現を果たすためには、
その依存から解放される必要があります。

今回、毎回同じことを教えてもらっていた習慣に依存していたAさんでしたが、
自分で試してみることで自立を試み、初めは成功しましたが、やがて失敗してしまいました。

失敗することによって、不安やプレッシャーが湧き上がり、その感情は、次第に怒りや不満に変わっていきました。

そして、自分の中にある「面倒くさい」という意識が重なり、
否定的な感情や不満をぶつけてきた…とみてとれます。

そして、ここでもうひとつ気づいて欲しいのは、怒りや不満は自分自身の内側から生み出しているものであり、その原因を見極め、ポジティブな解決策を模索することが重要です。

不安と自己肯定感

「不安」という感情は、自己否定していたり、自分の能力や価値を低く見積もっていると出てきやすい感情です。

自信や確信が不足しているとき、未知の状況や将来に対する
不安定な感情が生じやすくなります。

このような状況下では、自己肯定感やポジティブな思考を育てることが重要です。

自分の強みや成長の過程を振り返り、自信をつけることで、
不安を減らし、前向きな未来を見据えることができます。

他者の手を借りることで一時的には安心感を得られますが、
自分で立ち向かい成長や自己実現を果たすためには、
その依存から解放される必要があります。

この出来事は、日常の小さな一場面ですが、人生の流れにも通じます。

Aさんが「面倒くさい」という言葉で示したのは、
その依存から自立していくことへの抵抗や不安が反映されているようです。

「面倒くさい」要因をスピリチュアルな視点で掘り下げる

個々の信念や視点によって異なりますが、いくつかの観点から関連性を考えることができます。

意識のレベルと関連性

スピリチュアルな信念においては、人々の意識は高いレベルと
低いレベルに分けられることがあります。
高い意識のレベルでは、喜び、愛、創造性などのポジティブな感情が支配的であり、
めんどくさいと感じることは少ないかもしれません。
一方、低い意識のレベルでは、恐れ、不安、抵抗などの
ネガティブな感情が支配的であり、めんどくさいと感じることが考えられます。

心のクリアリングと関連性

スピリチュアルな実践では、心のクリアリングや浄化が重要視されます。
つまり、過去のトラウマや負の感情、制限的な信念などを手放し、心を浄化することで、
より高い意識の状態に到達しやすくなります。
めんどくさいと感じることは、しばしば過去のトラウマや制限的な信念に関連している場合があり、
心のクリアリングの一環として取り組むことで、この感情を克服することができるかもしれません。

現実創造の原則と関連性

スピリチュアルな信念では、意識の力や現実創造の原則が強調されます。つまり、自分の思考や感情が現実を形作ると信じられています。

めんどくさいと感じることは、ネガティブな思考や感情が支配的な場合によく起こります。

そのため、ポジティブな思考や感情を持ち、望む現実を創造する意識的な努力が、
めんどくさいと感じることを減少させるのに役立つかもしれません。

エネルギー不足との関連性

エネルギーが低下していると、他者との交流や行動に必要な活力や情熱が欠如し、いろいろなことが面倒に感じられることがあります。
この場合、エネルギー不足を解消するためには、内面的な自己ケアや精神的なバランスを取り戻すことが重要です。
瞑想やヨガなどの実践を通じて、自己の内面にアクセスし、ポジティブなエネルギーを取り込むことで、人間関係に対するモチベーションや興味を回復させることができます。
また、毎日の生活での健康的な食事や運動、十分な睡眠などの身体的なケアもエネルギーレベルを維持する上で重要です。

その他、面倒くさいと感じる心理の要因は、過度な負担やコミュニケーションの欠如、価値観の不一致なども考えられますが、めんどくさいと感じる心理状態とスピリチュアルな側面はこのように関連しているとも考えられます。したがって、めんどくさいという感覚をなくし、スピリチュアルな実践や信念からの視点で、より豊かな精神的な状態に到達する方法を見つけるヒントにして頂けると幸いです。

「面倒くさい」心理とトラウマとの関連性

過去のトラウマや苦しい経験が、現在の行動や感情に影響を与えることがあります。

たとえば、トラウマによって特定の活動や状況が関連付けられ、
それらに取り組むことがめんどくさいと感じることがあります。

これは、過去のトラウマが引き起こす不安や恐れが、
現在の行動に影響を与えるためです。

制限意識によるめんどくさい感覚

人々はしばしば制限意識を持っています。

これらの意識は、自己価値感や能力に関するものであり、
自分自身や世界に対する信念の枠組みを形成します。

たとえば、「私はできない」「うまくいかないだろう」といった考え方があります。

これらの信念は、行動を起こす障害となり、めんどくさいと
感じさせる要因となる可能性があります。

避ける行動との関連

トラウマや制限的な信念に基づいて、
特定の活動や状況を避ける傾向が生じることがあります。

たとえば、トラウマに関連する場面や制限意識が行動を避けることで、
めんどくさい感覚から逃れようとすることがあります。

これらの要因が相互作用して、めんどくさいと感じる意識が形成されることがあります。

トラウマや制限的な信念に対処することで、めんどくさい感覚を克服し、
より健康的で充実した生活を送ることができるかもしれません。

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