冬の戸隠神社

冬の戸隠神社では、授与所の窓口が開いているのは中社のみとなります。しかし、その周りは雪が降り積もり、白銀に包まれた真っ白な世界に姿を変えています。この静寂な雪景色の中を歩くと、空気が澄み渡り、心が穏やかになります。冬のこの季節には、自然が織りなす美しさがあり、他の季節では味わえない新たな感動が生まれます。

奥社や宝光社など、除雪がされていないため、参拝するためには、滑らないようしっかりとした冬の装備が必要です。

冬の戸隠神社 奥社

雨や雪には浄化力があると言われています。
雪は雨よりさらに強力な浄化力があるそうです。

日本では、6月の梅雨時期に雨が降り、冬には雪が降ることで、半年ごとにエネルギーの浄化がされています。この自然のサイクルには深い意味がありますね。そのため、私たち人間も季節感を大切にすることが重要です。

冬の戸隠は雪深く、寒さも厳しいですが、参拝者は少なく、自分自身と向き合う貴重な時間を過ごすことができます。夏や連休の時期とは異なり、厳かで神聖な雰囲気が漂っています。

奥社の扉は閉まっていますが、祈りは神様に届きます。
お祀りされているのは、天手力男神(アメノタジカラオノミコト)様
日本神話に登場し、天岩戸伝説で知られています。この伝説において、
傷ついた心や閉ざされた心を解放し、光へと導く神として描かれています。
その故事からも分かるように、しっかり祈ると、閉ざした心を開いてくださり
希望や光の方へ導いてくださいます。

戸隠神社 中社

中社のご祭神は、天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)様
天照大神様が岩戸に籠った際に、岩戸を開く方法を考えたという智恵の神様です。
ここでしっかり祈ると、困難や試練をを乗り越える知恵を授けてくださいます。

紫色の光が写りました

戸隠神社 火之御子社

ご祭神は、天鈿女命(あめのうずめのみこと)様です。彼女は天の岩屋に隠れた天照大神を誘い出すために岩戸の前で裸踊りをした神様です。その踊りを見ていた他の神々が大笑いし、何やら楽しそうだと天照様がほんの少し、その扉を開けた瞬間に、天手力男神がその隙間から手をかけ、それによって岩戸が開かれたという伝承があります。

この物語は、笑いが人生を切り拓く力を持つことを伝えています。笑いは時に、困難や厳しい状況を乗り越えるための力強いエネルギーとなり得ることを示唆しています。

宝光社は、階段が雪の中に埋もれていて、参拝するのがとても大変でした💦
そして、写真を撮る余裕もありませんでした…

戸隠高原は、冬はスキーが楽しめます。
過酷な状況の中、それでも神様に会いに行くと、ご利益をアップしてくださいます(笑)
冬の戸隠は、夏の賑わいを雪が沈め、静寂で厳かな雰囲気が漂います。
より自分の内側とも向き合え、神様ともより近く、雪の浄化力で、強力な禊になると思います!

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スピリチュアル、脳科学、心理学を融合したチャネリングを学び、ヒーリングの手法と合わせて、遠隔ヒーリングで心と身体を癒すお手伝いをしています。元気で活動するには、まずは、心と身体を整えること。上手くいかないことも、心と身体を整えていくと、思考が変わり、見え方が変わり、現実が動き始めてきます。《スピリチュアルを信じる信じないから、使う使わないへ…》あまりピンッ!張りつめていると、いつかポキッとおれてしまいます。しなやかに軽やかに、日々を過ごして参りましょう♪