日光山 男体山は初心者でも登れるの?

日光山男体山



晴れた日には、日光連山が美しく見え、男体山は全国から登山者が集まる栃木県のパワースポットの一つです。

男体山の魅力

栃木県の日光にある男山は、日光連山の代表的な山であり、登山者に人気の高い山です。

そして、奈良時代から山岳信仰の対象とされてきました。

古くから修験者たちがこの霊山で修行を行い、現代でも山登り初心者からベテランまで、多くの登山者がこの神聖な山を目指して全国から訪れます。

※霊山とは、その山を神体とする神様の宿る場所です。気を引き締め、意識を持って静かに登りましょう。

男体山の頂上には日光二荒山神社の奥宮があり、日光二荒山神社のご神体です。

現状を打破したいときや、自分の信じる道を突き進みたい時に力を与えてくれるパワースポットです。

登山の詳細

  • 標高: 2486メートル
  • 困難度: 登山者の経験や体力によりどちらか異なりますが、一般的には「中堅レベル」に分類されます。初心者向けの低山には比較的と体力を必要としますが、十分な準備と時間特に急な勾配や、山頂手前でゴロゴロした道があったりしますので、全体的には「中級者向け」とも言えるでしょう。
  • 希望時間:登りに3~4時間程度が目安。距離にすると約6㎞です。

これから男体山に挑戦する初心者の方へ

参考になれば…

私自身、普段は特に運動もせず、40代で、初めての登山が男体山でした。
「結構きつかった」というのが本音ではありますが、休憩をしながら5時間ほどかけて山頂に着きました。ですが、2回目、3回目は慣れてきて、もう少し早く登れるようになりました。

男体山は、スタートから1合目や2合目の勾配がかなり急です。3合目で一息つける平坦な道がありますが、4合目からまた勾配がきつくなってきます。そのため、初心者でも登れるかと問われれば、体力があれば大丈夫です。体力が心配な方は、気力でカバーして、時間をかけてゆっくり進めばなんとかなります。

ただし、天候が大切です。雨や悪天候は山からの「今日はここまで」というサインです。無理はせず、天候を優先して計画を立ててください。山登りの際に、無理は禁物です。

また、登山中に携帯電話の充電が切れてしまうことがあるので、機内モードにして登るのがおすすめです。 山頂で素晴らしい景色をたくさん撮ってくださいね…

登拝期間とルート

男体山への登拝は、日光二荒山神社中宮祠から入山料をお支払いして登るのが一般的です。

筑波山は一年中登山可能ですが、男体山には登拝期間が定められています。

毎年4月25日~11月11日までの期間限定となっており、受付時間は朝6時から正午までです。

また、7月末から8月初め頃に「男体山登拝大祭」が開催され、特別に夜間登山が許可される日があります。この期間には、深夜0時に開門し、山頂で御来光を拝むことができます。

私も、御来光が見られるかどうかは天気次第ですが、せっかくの機会なので御来光を期待して夜中から登り始めました。

なお、年によって登期間や夜間登山の日程に変更があることもあります。 また、夜間登山が許可される日は限定されているため、男体山を登山される際には、登山の注意点最新情報も含めて、必ず日光二荒山神社のホームページなどでご確認ください。

夜間登山の準備

私はせっかく登るなら御来光が見たいと思い、男体山…どころか、登山初心者なのにも関わらず、夜中からの登山スタートに挑戦しました。

夜間に登るには、手に持つタイプのライトではなく、ヘッドライトが必須です(手を自由にしておくため)。

また、靴は必ず登山用のものをご用意してください。 軍手と水分、チョコレートなどの甘い食べ物を持っていくとよいでしょう…と神社の宮司さんからアドバイスをいただきました。

あと、二荒山神社のホームページには、クマよけの鈴…と記載がありました。

さらに、8月でも山頂は寒いので、上着も忘れずに準備しましょう。

山頂で食べたおにぎりは最高でした(笑)

男体山の景色

夜が明けてから登り始めると途中、中禅寺湖を眺めることができ、その景色はとても素晴らしいです。

男体山の山頂付近は、赤い岩がゴロゴロしています。その時は霧もでていて、その先も見えません…
それは、まるで、その時の私の現状に似ていました…笑

ですが、その険しい山道が修行の道。ネガティブな思いが浄化され、道なき道を突き進み、自分の人生を切り開くパワーを頂けるそうです。「新しいことにチャレンジしたい。でも少し、パワーが足りない」そんな時にチャレンジした男体山登山でした😆

山頂から見えた雲海とご来光は、まさに神聖なエネルギーそのものでした。天上界というのは、きっとこんな場所なのかな…🤭

山頂にそびえる大剣が、朝日の光を受けてキラリと輝く瞬間、心の中のモヤモヤなんてすっかり忘れてました。代わりに達成感と深い感動で心満たされました。

自分の周波数が切り替わるというのは、こういうことなんだと思います。

「あなたの意識はいつもどちらに向かっているの??…過去?未来?それとも今?」

男体山の神様に問いかけられたような気がしました…

実は…大剣は東日本大震災の影響で折れてしまいましたが、新しい大剣が献上され、太陽の光で、キラリと光っていました。

地元情報によると、男体山は「3年連続で登ると開運する」と言われています。

まとめ

男体山は、奈良時代から続く霊山であり、神聖な山岳信仰の対象として、全国から登山が訪れるパワースポットです。 標高2486メートルという高いさや急な勾配が特徴ですが、十分な準備と体力それがあれば、初心者でもゆっくり時間をかけて登ることが可能です。

登拝期間や夜間登山の特別な機会など、男体山ならではの魅力的な体験が待っています。 特に8月の登拝大祭では、夜間登山で御来光を仰ぐことができ、特別な時間を過ごすことができます

初めての登山でも、しっかり準備をして挑戦すれば、頂上からの達成感や美しい景色、そして心身共にリフレッシュされる体験が得られます。感じてみてください!

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