満月や新月と重なる生理。月と月経には繋がりがあるの?

満月



月の満ち欠けの周期が29.5日で、女性の月経(生理)の周期は28日前後ということから、
女性の身体は、月のサイクルと同じように変化が繰り返され、
月との繋がりが深いと言われています。

満月に出産が多くなるという話も聞いたことがあるのでは?

今回は、この月と女性の神秘的な関係について詳しく見ていきます。

月の満ち欠けとその影響について

月は、地球の周りをまわっています。
新月とは、月が太陽と地球のちょうど間に位置し、地球からみると月の裏側に太陽の光があたっているため、地球側からは光が見えず、真っ暗な状態になります。
反対に、満月は、太陽と月の間に地球が位置し、太陽の光によって月が丸く輝いていみえるのです。

新月と満月のエネルギー

新月はスピリチュアル的には「浄化」「再生」「リセット(新しいことを始める」時期とされ、満月は、「行動」「完了」「手放し」の時期と言われています。

月の動きと女性の体がどのように関連しているのか、次にご紹介します。

生理周期と月の神秘的な繋がり

月のエネルギーは特に女性に大きな影響を与えやすく、
生理周期と月のリズムには深い繋がりがあります。

このことを理解すると、生理期間中にどのように過ごせばよいかが見えてきます。

また、イライラや不安、落ち込み、悲しみといった感情に振り回されることなく、
心穏やかに過ごせるようになるでしょう。

スピリチュアルな観点から見ると、生理は単なる身体的な現象ではなく、

「自分の内面と深く向き合うための大切な時間」とも言えます。

生理期間中は、心と体の声に耳を傾け、自然のリズムに寄り添うことが、
より調和の取れた日々を送るための大切な要素となります。

①月と生理周期の一致

月の満ち欠けの周期は約29.5日で、これは多くの女性の生理周期とほぼ一致しています。
このため、古代から女性の身体リズムと月のエネルギーが関係していると考えられてきました。
特に、満月や新月は生理や感情に影響を与えるとされています。

②月の引力と体内の水分の関係

月の引力が地球の海の潮の満ち引きを引き起こすように、人体の大部分が水分で構成されているため、月の引力が体内の水分バランスに影響を与え、女性のホルモンや感情面に関わるとされます。

これはスピリチュアルだけでなく、科学的にも月の引力が生理学的なリズムに影響を及ぼす可能性があるという仮説もあります。

③スピリチュアルな象徴

スピリチュアルな話だけでなく、多くの文化で、月は女性性や直感、感情、母性と結びついています。月の満ち欠けは変化と周期性の象徴であり、これが女性の身体と精神のリズムにも共鳴すると考えられています。

満月や新月は、特に感情の浄化や新しい始まり、内なる力との繋がりの象徴とされています。

新月生理と満月生理

月の満ち欠けと生理周期に関するスピリチュアルな話は、古代から多くの文化で語られてきました。
特に、月のリズムが女性の体や感情に強く影響を与えるという考え方が一般的です。

具体的には、新月と満月が生理周期のどのタイミングに当たるかで、女性のエネルギーや感情が異なると考えられています。以下のように説明されることが多いです。

新月生理

特徴

  • 満月で排卵し、新月に生理が始まります。
  • デトックス効果が高まり、身体に溜まった毒素や老廃物が排出されます。
  • お肌の角質が剝がれやすく、乾燥しやすいので、しっかりと水分補給をしましょう。

スピリチュアルな意味

新月は「浄化」「再生」「新しい始まり」を象徴します。

新月に生理がある場合は、身体と精神が老廃物や不要なエネルギーを排出し、リセットされる時期とされます。この時期は、内面を見つめ、自分の感情やストレスを解放する絶好のタイミングです。新しいスタートを切るための準備期間とも言えます。

満月生理

特徴

  • 新月で排卵し、満月に生理が始まります。
  • 出血量が多いことが多いですが、骨盤が開き、しっかりと経血が流れるのが特徴です。
  • しっかりデトックスしたことにより、吸収力も高まるためお腹が空きやすくなるそうなので、
    食事の管理が大切です。

スピリチュアルな意味

満月は「完了」「達成」「手放し」の時期とされています。

満月生理は、女性がエネルギー的に最も充実した状態であり、溜まっていた感情やエネルギーが解放されるとされます。この時期は、肉体的にも精神的にもデトックスが強化され、溜まったものを放出し、次のサイクルに向けた準備が整う時です。

新月の浄化(デトックス)、満月の手放し

新月と満月のエネルギーは、それぞれ異なる意味を持ち、私たちの心や体に深い影響を与えます。
スピリチュアルな視点では、月のリズムを活用して浄化と手放しを行うのに最適なタイミングがあります。

新月の期間に行う「浄化」

新月は「新しい始まり」を象徴します。

この時期は、過去に溜まったネガティブなエネルギーやストレスを取り除き、
心身をリセットするのに最適です。

新しいエネルギーを迎え入れる準備をするために、
デトックスや瞑想、空間の浄化などを取り入れましょう。

満月の期間に行う「手放し」

満月は「完了」や「達成」を意味し、
この時期は不要な感情や執着を手放すのに適しています。

過去の悩みやストレス、執着していたことを解放することで、心が軽くなり、
次のステージへと進む準備が整います。

手放すことで、心のスペースを作り、
ポジティブなエネルギーを取り入れやすくなります。

生理期間中の心のケア

生理の時期はホルモンバランスが変化し、
感情が不安定になることもありますが、
静かに過ごしながら、自分自身の内面と向き合うことで、
溜め込んでいたストレスや疲れをデトックス(浄化)していきましょう。

  • やる気が出なかったら何もしない
  • 泣きたかったら泣く
  • 怒りたかったら怒る

大切なのは、感情を抑えることなく感じること。

それを罪悪感や自己嫌悪に結びつける必要はありません。
自分を労わる時間を持ち、感情を浄化していきましょう。

感情は、それをすべて感じることで、自然と浄化されていきます。
感情にしっかり寄り添い、そのすべてを受け入れられるのは、
他の誰でもなく自分自身です✨

生理の期間中は、自分と向き合い、
これまで頑張ってきた自分を労わる大切な時間にしましょう。

心も体も休めることで、また新たなエネルギーを取り戻すことができます。

子宮の氣と第二チャクラの繋がり

女性は、感情が子宮に溜まりやすい…と聞いたことはありますか?

子宮の位置は第二チャクラの場所にあり、
このチャクラは感情の安定や自分自身との繋がりを象徴します。

今までため込んでいた気持ちを解放することで、
本来の軽やかでナチュラルな自分に戻ることができるのです。

重たいエネルギーが抜けていくと、心も体も軽くなり、
自然と行動する力も湧いてきます。

  • 言いたくても言えなかったこと
  • 抑えていた感情
  • やりたいことを我慢してきた

などを手放して、本来のナチュラルな自分に還りましょう…

【関連記事】チャクラからのメッセージ

生理期間を快適に過ごすための自然療法

ハーブの活用

生理期間中はホルモンバランスの変動や冷えにより、
心身の不調を感じることが多くなります。

ハーブティーを取り入れることで、体を内側から温め、
リラックスした時間を過ごすことができます。

特に、生理痛やPMS(生理前症候群)など、月経に伴う不快な症状を和らげるサポートとして、
自然の力を活用するのがおすすめです。

  • カモミールティー
    • カモミールには、リラックス効果があり不安や緊張をやわらげ、気持ちを落ち着かせます。
      また、抗炎症作用もあり、生理痛の緩和に効果的です。
  • ペパーミント
    • 筋肉の緊張を緩める効果があり、生理痛を緩和するのに役立ちます。また、消化を助ける効果もあります。
  • ジンジャー
    • 生姜には抗炎症作用と血行促進作用があり、生理痛や冷え症に効果的です。また、消化不良や吐き気の軽減にも役立ちます
  • ラズベリーリーフティー
    • ラズベリーリーフは子宮の筋肉をリラックスさせ、痛みを軽減する効果があります。生理周期全体のバランスを整えるのにも良いとされています。
  • レッドクローバーティー
    • レッドクローバーにはホルモンバランスを整える効果があり、生理痛やPMSの症状緩和に役立つとされています

アロマセラピーの活用

エッセンシャルオイルの香りを使って心と身体を癒す方法です。

生理期間中や周期に応じて異なるエッセンシャルオイルを選ぶことで、
症状があったり、気分が落ち着いたりすることができます。

  • ラベンダー
    • 鎮静効果があり、リラックス効果が期待できます。特に生理痛の緩和や、気持ちのバランスを整えるのに役立ちます。
  • クラリセージ
    • ホルモンバランスを整える効果があり、月経不順やPMSの症状を緩和サポートができます。
  • ゼラニウム
    • 気分を明るくし、ホルモン調整に役立ちます。
  • ペパーミント
    • 頭痛や吐き気の緩和に適しており、すっきりとした香りが集中力を高めてくれます。

使用例

ディフューザーで香りを焚く方法や、キャリアオイルに混ぜて
腹部に塗布しながらマッサージするのが効果的です。

また、湯船に数滴垂らしてリラックスするバスタイムもおすすめです。
その際、精油が水に浮いてしまわないように、粗塩などと混ぜて乳化させてから
お風呂に入れると良いでしょう✨

パワーストーンの活用

パワーストーンは、体内のエネルギーバランスを整えるサポートができると言われています。
生理周期に合わせて適したパワーストーンを選ぶことで、心身の調和を進めることができます。

  • ムーンストーン
    • 女性のサイクルをサポートし、感情のバランスを言う効果があります。 特に月経周期に関連する症状をほとんど言われています。
  • ローズクォーツ
    • 自己愛と癒しの石で、感情的な不安定さを、心を穏やかにしてくれます。
  • アンバー
    • 生理痛を軽減し、身体のエネルギーを活性化させられています。
  • アメジスト
    • ストレスを軽減し、心が落ち着けるのに役立ちます。

使用例

お守りとして持ち歩いたり、瞑想時に使用することで、
心身のエネルギーを整えるサポートになります。

生理周期に合わせたライフスタイルの提案

生理周期は、女性の体調や感情に大きく影響を与えるため、それに応じたライフスタイルを提案することが重要です。

  1. 月経期(生理中)
    • 休息とリラックスを優先。
      • 軽いストレッチや瞑想で心身を癒し、温かいお茶や香りでリラックスする時間をつくりましょう。
  2. 卵細胞期
    • 活力が戻り始める時期。新しいプロジェクトやチャレンジに取り組むのに最適な時期です。
      • エネルギーを高めるアロマやパワーストーンを使うことで、前向きな気持ちをサポートできます。
  3. 排卵期
    • 身体のエネルギーがピークに達する時期。社交的になりやすく、積極的な行動ができるタイミングです。
      • この時期は、自分を最大限に発揮できるように意識的に活動を増やしましょう。
  4. 黄体期
    • 徐々にエネルギーが減少し、PMS症状が現れることもある時期。
      • リラックスできる環境を整え、穏やかな活動を心がけます。心を安定させるアロマやパワーストーンを活用し、感情の波を穏やかにするのもおすすめです。

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