日常の中で、こんな経験をしたことはありませんか?
イライラしている人がそばにいると、自分までイライラしてしまったり、
泣いている人を見ていると自然と涙がこぼれたり…
逆に、明るい人と一緒にいると、なんとなく自分の気持ちも
軽やかになることもありますよね。
こうした感情の『伝染』は、実は想念やエネルギーの働きかもしれません。
感情やエネルギーは目に見えないものですが、確かに存在していて、
人と人、そして空間に影響を与えます。
今回は、その背後にある「想念」と「波動」について考えてみたいと思います。
想念とは?
「想念」とは、心の中で思い描く感情や思考のエネルギーです。
私たちは日常生活の中で意識的にも無意識的にも多くの想念を発し、
そのエネルギーが他人や周囲の空間に影響を与えています。
特に、感情のエネルギーが強ければ強いほど、その影響力は大きくなります。
また、エネルギーは「波動」として捉えることもできます。
引き寄せの法則でも、「同じ波動を持つものが引き合う」と言われており、
自分が発しているエネルギーに共鳴するものが集まってくるのです。
たとえば、ネガティブな感情を持っている人のそばにいると、
自分の中の同じような感情が引き出されることがあります。
これも、一種の波動の共鳴です。
体験談
集合的な想念と共鳴を感じた瞬間
私が以前、東京でボディセラピストとして働いていた時のことです。
会社の寮に住んでいたのですが、毎朝、起きるたびに「仕事に行きたくない」という
重たい気分が押し寄せてきました。
でも、いざ寮を出て駅に向かうとその気分が消えていくのです。
最初はなぜこんな感情に襲われるのか不思議に思っていましたが、
後で気づいたのは、「もしかして、寮にいる他の住人たちの想念が
その場に溜まっていたのではないか?」と思いました。
私の中の小さな「行きたくない」という気持ちが、
その集合的な想念と共鳴し、表に出てきたと考えたら納得できました。
さらに、セラピストとしての研修中、思うようにできずに
泣いてばかりいました。泣き虫なところはありましたが、
こんなにも涙が出るのはどうしてだろうと疑問に感じていました。
それも、後になって気づいたのは、研修室には、今までそこで研修を受けた
多くの人々の想念が残っていて、それが私の中に共鳴していたのではないか…ということです。
想念は、場に溜まりやすく、特にマイナスのものは重く滞りやすいのです。
場の浄化と空間づくりの重要性
私たちは、日々長い時間を過ごす場所の「氣」にも大きく影響を受けています。
重たい想念やマイナスのエネルギーが溜まった空間では、
気分が落ち込んだり、体が重く感じたりすることがあるでしょう。
逆に、浄化された軽やかな空間では、気持ちが明るくなり、
体もリラックスしやすくなります。
そのため、理由もわからず、突然気分が落ち込んでしまうような場合や、
自分の心身を整えるためには、日常的に過ごす場所や、
特に睡眠をとる寝室の「氣」を整えることがとても重要です。
場の浄化を心がけ、心地よい空間を作ることで、
私たちの心も体も自然と整っていきます。
心地よい空間づくりを意識されることはとても大切です。
物にもエネルギーが宿る!?
ちなみに…ですが、物にもエネルギーが宿ることをご存知でしょうか?
日々私たちが使う物や身に着ける物には、その時の自分のエネルギーや波動が乗っています。
例えば、洋服もその一つで、購入したときの感情や状態が物に影響を与えています。
だからこそ、もう使わない物や、過去の自分が使っていた物をそのまま放置しておくと、
それらが部屋のエネルギーを滞らせてしまうことがあります。
私は、もう何年も来ていない洋服を整理していた時に、その服を触ると、指先が
ピリピリと痛く感じた経験があります😮それからは、着なくなった洋服は
あまり放置しないようになりました。
部屋がごちゃごちゃしていたり、使わなくなった物があちこちにあると、
その物たちが過去の波動を保持し続け、現状のエネルギーを重くしてしまいます。
定期的に整理整頓を行い、過去の自分と今の自分に合わない物を手放すことは、
エネルギーを軽くし、空間全体をリフレッシュさせる大切なプロセスです。
物を整理することで、自分自身のエネルギーも整い、スッキリとした気持ちで
日々を過ごすことができるようになります。
身の回りを整えることは、内面を整える第一歩でもあります。
離れていても届く想念の力
想念は、時に物理的な距離を超えて影響を及ぼすことがあります。
たとえば、遠く離れた家族や友人のことをふと思い出した瞬間に、
その相手から連絡が来ることはありませんか?
これは、私たちの意識がエネルギーとして伝わり、距離を超えて届いているのかもしれません。
また、遠隔ヒーリングや祈りの力なども、エネルギーや意識が距離を超えて届くと考えられています。私たちが発する想念やエネルギーは、思いがけない形で周囲や遠くの人々にも影響を与えているかもしれません。
想念は軽い方がいい!?
想念は軽い方が、自分自身や周囲にポジティブな影響を与えるだけでなく、
心身の健康や人間関係、仕事の成果にも好影響をもたらします。
このテーマを掘り下げてみると、以下のポイントが考えられます。
軽い想念(エネルギー)って?
ポジティブで明るいエネルギーは軽く、ネガティブでどんよりしたエネルギーは重たいものです。
軽いエネルギーは、高い周波数を持ち、明るさ、喜び、感謝、愛情、穏やかさなどを象徴します。
逆に、重いエネルギーは低い周波数で、怒り、悲しみ、恐れ、絶望、不安など、
ネガティブな感情や状態を引き寄せがちです。
軽いエネルギーは、周囲にポジティブな影響を広げ、
まるで爽やかな風のように人の心を癒す力を持っています。
一方で、重いエネルギーはまるで鉛のように心や体を沈ませ、
ネガティブな感情を増幅させることがあります。
想念がもたらす影響
軽い想念を持つことは、自分の人生にポジティブな変化をもたらします。
あなたの想念が軽ければ、自分自身や周囲のエネルギー場が浄化され、
調和が生まれやすくなります。
軽いエネルギーを放つことで、引き寄せの法則が働き、
良い人間関係や出来事を引き寄せる効果も期待できます。
笑顔や感謝の気持ちを大切にし、穏やかで軽いエネルギーを保つことで、
同じようなポジティブなエネルギーを持つ人や出来事を引き寄せることができます。
『類は友を呼ぶ』という言葉があるように、軽い想念を持てば持つほど、
心地よい人や環境に囲まれやすくなるのです。
重いエネルギーを持つことのリスク
重い想念やエネルギーを放つと、それが自分自身に跳ね返ってきます。
ネガティブな感情やエネルギーは、自分や他人にストレスを与え、
心身の健康にも悪影響を及ぼします。
また、周りの人にも悪い影響を与えやすく、人間関係がぎくしゃくしたり、
仕事や日常のトラブルを引き寄せてしまうことがあります。
重いエネルギーは、心身にストレスを与え、疲れやすくしたり、
ネガティブな思考のループに陥りやすくなります。
また、他人にそのエネルギーが伝わり、周囲とのコミュニケーションが
うまくいかなくなることもあります。
軽い想念を持ち続けることが、健全な人間関係や心の平和を保つために非常に重要です。
軽いエネルギーを放つための実践法
一日の始まりを「感謝」からスタートさせてみましょう。
日々の生活に感謝の気持ちを持つ習慣を取り入れることが大切です。
たとえば、朝の静かな時間に感謝の言葉を口にしたり、
深呼吸をして体に溜まった重いエネルギーを解放すること。
さらに、瞑想やヨガ、自然の中での散歩など、
心身をリラックスさせる時間を持つことで、
軽いエネルギーを放つことができるでしょう。
軽いエネルギーを持つことは、自己の成長や周囲との良好な関係、
心身の健康に大きな影響を与えます。
意識的に軽いエネルギーを保つことが、
より充実した人生を築くことに繋がっていきます。
個人の想念が場の空気に与える影響
個人が放つ想念やエネルギーは、その場の空気にも大きな影響を与えます。
人の意識や感情はエネルギーとして空間に広がり、
それが集まることで、その場の「雰囲気」を形成します。
たとえば、明るく前向きな想念を持った人が集まると、
その空間全体が軽やかで心地よい雰囲気になります。
一方で、ネガティブな感情を抱えた人が多い場所では、
空間が重く感じられたり、居心地が悪くなったりします。
例えば職場では…
このような影響は、日常生活のさまざまな場面で感じることができます。
たとえば、職場でリーダーが前向きで自信に満ちた態度を示すと、
チーム全体の士気が上がり、和やかな雰囲気が生まれます。
反対に、リーダーが不安や怒りを抱えていると、
そのエネルギーがチーム全体に伝わり、緊張感やストレスを
感じる空間になってしまうことがあります。
家庭や友人との集まりでも同様で、誰かが楽しい話題や笑顔を持ち込むと、
その場の空気が一気に明るくなるのです。
サロンのような癒しの空間でも…
施術者がリラックスした軽やかなエネルギーを放つことで、
来店されたお客様もそのエネルギーに共鳴し、より深いリラックスや癒しを感じやすくなります。
逆に、施術者がストレスを抱えたり、重い想念を持ったままだと、それが空間全体に影響し、
お客様のリラックス度にも関わってきます。
そのため、私自身も常に想念を「軽く」保つことを心がけて、
最善の施術を提供できるよう努めています😆
個人の想念を軽やかに保つことが、自分自身だけでなく、
周りの空間や人々にも良い影響を与えるために重要なのです。
まとめ-エネルギーを整える時間を大切に-
人の想念やエネルギーに共鳴してしまうことは、避けられない部分もありますが、
自分のエネルギーを意識し整えることは可能です。
日々の忙しさの中で、自分自身をリセットし、リラックスする時間を
意識的に作ることが大切です。
本来の自分に戻る時間を持つことで、他人や場のエネルギーに影響されにくくなり、
自分からも不必要なエネルギーを周りに放たなくなります。
その結果、自分自身をしっかりと守ることができるのです。
明るく、軽やかに、笑顔で過ごすことを意識しながら、
心地よい空間を整え、想念とエネルギーをクリアに保つことが、
心身の健康にもつながります。
また、自分の家や部屋の氣を整えることも大切で、
波動の良い空間は、日々の疲れをリセットし、
良いエネルギーを取り込むことができます。